髪の毛と発毛のしくみ

髪の毛は、頭皮の表側に出ている「髪の毛」と、頭皮の下で髪の毛を成長させている「毛根」のふたつに分けられます。毛根の中には根元のふっくらとした毛球、そしてさらに毛球の中央のくぼみの下に毛乳頭と呼ばれている箇所があります。この毛乳頭は、からだの中から髪の毛の発毛や育毛に必要な栄養を吸収する役割を果たしており、毛乳頭で吸収した栄養が毛球内部にある毛母細胞に運ばれます。この毛母細胞では、細胞分裂が幾度となって繰り返し行われ、そして新しい髪の毛が作られます。この時点で作られた髪の毛は白く、この後メラニン色素が髪の毛に入ることで色がつき、やがて頭皮の上に押し上げられることで新しい髪の毛が生まれます。こうして新しい髪の毛が作られ、「発毛」します。この髪の毛を発毛させるための細胞が集まっている毛根が傷ついたり、何らかの理由で正常に働かなくなると新しい髪の毛が発毛されなくなるどころか、既に生えている髪の毛にも栄養が行き届かなくんなり、抜け毛や切れ毛の原因となってしまいます。育毛剤は毛根に働きかけてこういった発毛サイクルを助けてくれます。


育毛剤の働き

多くの育毛剤は頭皮の環境を整えることで抜け毛の原因となる皮脂の汚れを取り除いて抜け毛を予防したり、新しい髪の毛が作られる場所である毛根に直接働きかけて新しい髪の毛が生えてくるための発毛サイクルを活性化させることで、新しい髪の毛の発毛を促し、薄毛やハゲなどの症状を改善させる働きがあります。しかし、抜け毛や薄毛、ハゲなどのトラブルにはそれぞれ違った原因があります。育毛剤もそれぞれの原因に合わせて対処できるように数多くの種類やタイプが開発されています。まずは、健康な髪の毛を作るための環境を整えるために、頭皮の環境を整えることを意識してみましょう。皮脂の分泌が活発すぎる人は皮脂の分泌を抑えるタイプの育毛剤、そして頭皮が乾燥しすぎている人は頭皮や髪の毛に潤いを与えてくれるタイプの育毛剤から始めてみると良いでしょう。それでも改善が見られない場合は遺伝や男性ホルモンによるものか、もしくはストレスや不規則な生活習慣、乱れがちな食生活が原因となっている可能性があります。頭皮の環境を整えると同時に、普段の生活を見直して見ましょう。規則正しい生活習慣を身につけることは、髪の毛だけでなく自分の健康維持のためにも役立ちます。健康なからだを手にいれることが健康な髪の毛を作ることにもつながるでしょう。